１回目の治療で、お湯を掛けられたような、血液が巡る感覚が！

M.Yさん（女性　50歳　元薬剤師　埼玉県坂戸市）

今までに７～8回腰痛になっていましたが、鍼治療で治っていました。
今回は鍼で治らず、左足のしびれもひどくなり、トイレにやっと行けるといった状態でした。病院でMRIを撮ると椎間板が擦り減っているとのことで、温めたり、牽引したりの治療をしましたが、良くなりませんでした。整体も功を奏さず、この頃にはめまいもひどくなり、自分はどうなってしまうのだろうと思っていました。
息子が図書館で借りてくれた腰痛関係の本の中に、故五味先生の本があり、自分の症状に良く似た経験（冷え症、頭痛、生理不順など）を読み、「私もこの治療を受けてみたい」と、主人に東松山の佐々木先生の治療院へ連れて行ってもらいました。

後で先生に言われたことですが、診察してあまりのひどさにどこから手をつけてよいかわからない状態だったそうです。
「腰のところが真っ黒ですよ」と言われ、家に帰って鏡をみてショックでした。と同時に重症の程を理解できました。背骨に沿って20センチ位焦げ茶色をしていたのです。上部も何箇所か黒くなっていました。
一回目の治療で左足がお湯をかけられたように暖かくなり、血液が行き巡ったのを感じました。「この治療には脈がある」と思い、通い続けました。

私のような重症の人は反動が繰り返し起きるそうです。何冊か本を読んで、反動と戦った人の経験を知っていましたし、反動が起きる度に、先生が丁寧に説明してくださったので、だんだん冷静に対処でき、乗り切ることが出来ました。
お蔭様で、今では日常生活に困らず、かなり元気になりました。背中の茶色もだいぶ薄くなってきました。また、通い始めて1年ほどで生理の周期も40日から28日になりました。

24歳から腰痛繰り返してきたM.Yさんは、まるで重労働をしてきた男性のような体つきで、頭から足先まで柔らかいところが一ヶ所も無く、まぎれもなく重症でした。
3ヶ月間毎日通院し、その後は週３・４回となりましたが、少しずつ体がほぐれてくるに従い、それまでとは違う箇所に痛みが出てくるのでした。こうした反動は、特に長い年月をかけて患った方に時々ありますが、「別のところに痛みが出てくる」のは、確実に快方へ向かって動いている証拠なのです。M.Yさんにも「一喜一憂しなくても大丈夫です。それを乗り越える度に、体が楽になってきますから。」と説明しました。そしてその都度、痛みのとり方をお教えし、ご本人の努力と熱心さもあり、腰痛だけでなく、頭痛、めまい、生理不順、冷え性までも解決され、まさに『病人』から脱却できたのでした。
現在も健康の維持の為、週2回通われています。