感動！骨盤調整治療を信じて、アルプスを踏破　

～股関節変形症 ～

K.Hさん（女性　51歳　パート　埼玉県東松山市）

平成10年8月、私は股関節変形症の痛みで、歩くのもままならない状態でした。
医師に「治らないかもしれない」と言われ、困り果てていると、友人が東松山の佐々木先生を紹介してくれたのでした。
佐々木先生は初診の際、「100回は通ってください」と言われました。
「本当に治そうと思うのならば、あなた自身の根気と努力、前向きな姿勢で治療に取り組む気持ちが大切です」と、けっして能弁ではないのですが、本当に誠実な思いがひしひしと伝わる口調で説明されました。
そうして週3回の東松山支部通いが始まったのです。しかも、初診のときから治療の効果が感じられ、指導されたバラコンバンド運動も熱心に続けました。
しかし仕事のこともあって、だんだんと治療所通いは週1回になっていき、　そうして何年か過ぎた平成16年、　娘が双子を出産し、私は2歳になる孫を預かったのですが、その疲労から、また股関節変形症の症状がぶり返してしまったのです。トイレに行くのも壁を伝って、やっと歩くような状態でした。　せっかく佐々木先生の治療のおかげで、歩くのもだいぶ楽になっていたのですが、自分勝手な都合で、治療をおろそかにしたことで、気づいたときには身体がボロボロになっていました。

　夫と相談し、再度、骨盤調整にかける決心をし、2度目の治療が始まったのでした。
その年の12月から約1年間、私は、毎日治療に通いました。時に痛みが戻り、落ち込むこともありましたが、自分と似た症状の人たちの骨盤調整の治療体験記を何度も読み返して、気持ちを奮い立たせました。その結果、家事が少しずつ出来るようになりました。
ふと気がつくと、だんだん歩けるようになっていて、自転車もこげるようになっていきました。6月には、主人と一緒に群馬県の穂高牧場に行き、その2ヵ月後には自分で車を運転して、岩倉スキー場へユリの群生を見に行けるようになりました。
当初20分くらいだった散歩も、次第に時間を伸ばしていき、また階段を上り下りしたり、坂道を歩いたりして筋肉をつけるように努めました。
ゴムバンド（腰痛ベルト）を巻いての腰回し運動は、毎日欠かさず行い、夜は足の付け根をほぐす運動も加えて努力しました。

　こうして平成18年7月、待望の海外旅行に出かけることになったのです。主人と一緒に、フランス、イタリア、スイスを巡る10日間の旅です。
スイス・アルプスの白き峰々は、写真や映画で見たものよりも圧倒的な迫力がありました。そんなアルプスの山に自分の足で来られたことに、泣きたいほどの感激をおぼえました。 　　
私は両膝にしっかりとバラコンバンドを巻いて、山々を巡り、一面草花におおわれた草原を逍遥し、マッターホルンの膝もとから麓まで自分の足で歩き――　しかも同行の7人の仲間達に遅れることなく、同じ行動がとれたのでした。「これは、一所懸命骨盤調整を信じ、続けてきた結果なのだ」と心から思いました。
誠意ある治療をしてくださった佐々木先生には、本当に「ありがとう」の言葉しかありません。そして、私と同じように苦しんでいる人達のために、前向きに治療をつづければかならず良くなるということを伝えたくて、この手記を書かせていただきました。
（「月刑自然良能」」2006年11月号及び12月号　本人手記より抜粋）

　K.Hさんは32歳の時、バイク事故で足の付け根を痛め、股関節変形症になったのでした。その時は湿布で痛みが消えたのですが、40半ばを過ぎて、足の付け根がズキズキ痛みだしたのです。
ところが骨盤調整法の初めての治療で、5センチも差があった足の長さが、2センチに縮まったのです。　K.Hさんにとって幸いだったことは、腰椎、頚椎、胸椎に問題となる変位、癒着がなかったことでした。　
待望だった海外旅行から帰国後、K.Hさんは2ヶ月間で17回治療に見えました。疲れが出て再発しないかという恐れがあったようでが、何事もなく終わってしまいました。
帰ってすぐに治療したこともよかったのだし、それだけ回復していたのも事実でした。
K.Hさんの体験談は、難病と言われる股関節変形症を、諦めずに克服した実例として、月刊「自然良能」2006年11月号と12月号に、2号連続で特集されました。