骨盤調整法とは

骨盤は、人体の土台である。　　 ～ 「骨盤調整法」創始者　五味雅吉骨格調整法　全体画像

骨盤が狂うと脊柱 ( 背骨 ) がS字状になり 周囲の筋肉がひきつれ、 萎縮し、血管や神経管を圧迫、血液循環が悪くなります。

その影響は体の各部へ、痛みや各種症状 となって現れます。

「骨盤調整法」とは、骨盤 ( 仙腸関節 ) を中心に身体の全骨格を 正し、筋肉や靱帯をほぐす根本治療です。

骨格調整法の歴史

今から百数十年前、アメリカの医師スチール氏によって、あらゆる疾病を断つ医療としてオステオパシー(全骨格の変位の矯正)が発見され、それを原点として、パーマー氏らにより、今日世界に知られている骨格調整法、カイロプラクティク療法が完成しました。
カイロプラクティク療法の理論は、「背骨が歪むと、その箇所の末梢神経が障害され、さまざまな疾病を引き起こす。病気治療の根本は背骨の矯正である。」というものです。

しかし、なぜ背骨が歪むのかという、根本的な疑問は誰も解明できませんでした。

五味雅吉の発見 ～仙腸関節は人体の要～

（骨盤と仙腸関節） 五味雅吉先生 (1912～1998 年 ) は、「なぜ背骨が歪むのか」という答えを見出すべく、骨盤に着目し、十数年にわたり、こうした先人の医学理論と日本の伝統的指圧理論の研究をしました。
さらに現代医学である解剖学の実践指導を受け、それまで医学的に「不動関節」と定められていた骨盤の中の「仙腸関節」が 「動く関節」であることを発見したのです。
そして、「仙腸関節が人体の骨格の要である」という独自の理論を確立し、自ら数多くの施術の実践により、これまでにない矯正法「骨盤調整法」を完成させました。

骨盤調整法とは

骨盤調整法の施術
(骨盤調整法の施術)

人体の「動き」の主体は、関節です。関節は、靱帯、筋肉と三位一体となって、「動き」を作り出しています。 ３００個以上ある関節は、すべて連動し合い、ひとつの関節の狂いは、全ての関節に影響をもたらします。その関節の中心になるのが、骨盤の中央にある、左右の仙腸関節です。
まさに、骨盤は人体の土台なのです。 骨盤の狂いによって、身体全体に狂いが出て、腰痛、 坐骨神経痛、足のしびれ、肩こり、頭痛、膝痛、生理痛等の諸症状が出て来きます。
骨盤(仙腸関節)の狂いを正すことに よってのみ、全脊椎骨 ( 背骨 ) の変位を根本的に矯正することができるのです。 骨盤を正し、血液の循環をうながせば自然良能(自然治癒力)により病気は各々改善 していきます。

「対症療法」より「根本治療」

骨盤調整法の施術
(骨盤調整法の施術)

現代医療は、鎮痛剤を打ち、出っ張っているところがあれば切り取るという「対症療法」です。痛みの根本原因を直すものでないから、再発、悪化します。同様に鍼、灸、あんま、マッサージなども、筋肉や神経を対象とした「対症療法」で、一時的に血行が良くなって痛みが軽減されても再発してしまいます。
それに対し、「骨盤調整法」は、「根本療法」です。 骨盤を正すことにより、きれいな血液を正しく 全身に循環させることで、体の各細胞は血液が 運んでくる栄養分や酸素によってエネルギーを得、 自然良能の力を１００％引き出します。
このことによって、身体は自ら「治癒」するのです。 日々の生活での血液をきれいにする努力や、「バラコンバンド」を併用し骨盤運動をすることにより、よりよい方向へ向かいます。

バラコンバンドとは

バラコンバンドバランスコントロールバンドの略。
故五味雅吉先生により考案された、 一本のゴムバンドです。
骨盤のズレを正すことを第一義とし、それぞれの症状に応じた巻き方があります。 コルセットを常用すると、腰周りの筋力が衰えますが、バラコンバンドは腰を守りながらも、ゴムの特性である柔軟性により筋肉を甘やかしません。家事、デスクワーク、車の運転、トレッキングはもちろん、スポーツ、格闘技等のトレーニングにもおすすめです。
バラコンバンドは当院で、販売しております。

参考文献：
「体は骨盤から治せ」　五味雅吉著 、「股関節脱臼　骨盤正せばこんなに違う」　五味雅吉著 、「骨盤調整法でどんな腰痛も治る」　五味勝著 、「医者が教えない腰痛はこうして治る」　五味勝著

 

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日本指圧協会会員 　世田谷 佐々木骨盤調整院
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（診療時間 ： 8:00～11:00　13:30～18:00）

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