世田谷 佐々木骨盤調整院は、からだの安全運転教習所

～ 膝関節痛 ～

T.Mさん（男性  52歳　　自動車教習所教員　埼玉県熊谷市）

T.Mさんは、技術と人柄を兼ね備え、自動車教習所で教員指導をされています。
そんなT.Mさんを悩ませているのは、４．５年前から時たま痛み出す膝痛でした。
その度に、湿布とサポーターでしのいできましたが、今度ばかりは、湿布サポーターもダメで、車に乗り込むのに、両手で膝を支えないと持ち上がらない、乗れたとしてもアクセルもブレーキも踏み込めない、そんな状態にまで至ってしまったのでした。

「車に乗ってこその仕事、だのに車に乗ることも出来ず、早くもこの年で引退するしかないのか．．．」と、悶々とした思いで2日会社を休んでいるT.Mさんに、突如雷が落ちました。
奥さんのM子さんです。「腰痛と坐骨神経痛で休職していた私を、こんなに元気にしてくれた佐々木先生のところへ行きなさいと、何度言ったらわかるの！」

――といった経緯で、T.Mさんは奥さんの車に乗せられ、連れてこられたのでした。
「いやあ、話は前から聞いてはいたんですが、私はけっこう痛がりなもので、どうか、お手柔らかにお願いします。」とT.Mさん。
「先生、加減しないで、思い切りやってください。」とよく響く張りのある声の奥さん。
その声に観念したT.Mさんは、治療室のマットに横たわったのでした。

この10年間にギックリ腰を3回も経験していたT.Mさんは、慢性の腰痛持ちで、膝痛以前に、そもそも腰に原因があったのです。骨盤の仙腸関節が狂い、それが腰痛やギックリ腰になって現れ、今回とうとう膝にも痛みが出たのでした。

T.Mさんの受療姿勢は大変模範的で、さすが人を指導する立場の人と思えるほど、真摯なものでした。10年間、その場しのぎにしてきた腰痛が、膝痛の原因だったことは、奥さんの腰痛治療の経過を知っていたご本人にとって、納得できるものだったようです。
その日から3日間、午前と午後の1日2回の集中治療に通院され、5回目には自力で運転してこられるまで回復し、さらにその2日後に職場に復帰できたのでした。

それ以降T.Mさんは、重いものを持ったりして、腰に来そうな気配を感じると、「痛みが出てからでは遅い。」と、早め早めに来院されます。「世田谷 佐々木骨盤調整院に来るのが、体の安全運転なんです。」と笑って言われるのでした。