呼吸器
~気管支ぜんそく 喉のゼイゼイ 花粉症 鼻炎・痰 喉が痛い~
呼吸器の病(喘息、鼻炎、花粉症)のしくみ
(骨盤調整法での呼吸器の施術) |
喘息、鼻炎、花粉症と名前に違いはありますが、実はどれも空気を吸ったり、吐いたりと、空気の通り道での出来事です。ダニ、ホコリ、花粉等は本来どれも無害なものなのに、非自己(自己以外のもの)として、体が排除に働くのです。
例えば花粉症の場合、鼻や目の粘膜が、花粉に含まれるタンパク質に反応して、刺激性の強い物質を過剰に放出します。それが毛細血管に作用したり、神経を刺激したりして、目や鼻のかゆみ、涙、鼻水、くしゃみ、といった症状となって現れるのです。
呼吸器の病の原因
こうした過剰な反応が起きるのは、粘膜の新陳代謝の能力が弱くなっているからです。朝顔を洗う、帰宅後に顔を洗ってうがいをすれば事足りるのに、自然良能力(免疫力)が低下していると、何気なくやり過ごすという対応ができないのです。
骨盤調整法での呼吸器の病の治療法
喘息、鼻炎、花粉症、喉のゼイゼイ、ラッパを吹くような咳、原因はみな頚椎の狂いです。その狂いにより筋肉や血管が圧迫され、血液の循環が悪くなっているのです。新陳代謝を改善するには、栄養と酸素に満ちた新鮮な血液を、スムーズに循環させなくてはなりません。
そこで原因となる頚椎の狂いを正し、また頚椎をゆがめた真因である骨盤を正せば、こうした症状は思いがけないほど改善していきます。
以下の症例は、実際に当院で治療をされた方のものです。経過には各々個人差がありますので、あくまでも参考にしてください。
【花粉症】 1回の受療で鼻がスーッと... (女性 26歳)
【ギックリ腰・花粉症】 ギックリ腰と一緒に、花粉症からも開放されて (女性 63歳)
【気管支喘息】治らないと思っていた喘息を、自分で治せた! (男性 34歳)
1回の受療で鼻がスーッと...
~花粉症~
K.Aさん(女性 26歳 会計事務所勤務 埼玉県熊谷市)
3月初旬、当院の担当になって間もない会計事務所のK.Aさんは、着いて間もなく、私が差し出すお茶を受け取りながら「先生、ティッシュ下さい」と申し出ました。
「風邪を引きましたか?」と尋ねますと、「花粉症です。毎年この時期が来ると、たまらないんです。」あー、玄関で挨拶を交わしてから、お茶を取りに行く間に、2,3回鼻をかんでいたなあ...と思いながら、ティッシュボックスと、チリ籠を渡しました。
それでもテキパキと伝票集計に取り掛かってくれたのですが、傍で私はどうしたものかと気の毒になって声を掛けました。「K.Aさん、よかったら、仕事が終わった後に、治療をして差し上げましょうか?さほど時間はかかりませんし、今日の治療代は請求しませんから。」
1時間後、仕事が終わったK.Aさんを、治療室に招きました。
診ると、案の定、体のあちこちがゆがんでいます。右骨盤は上方変位、脊柱はS字状変位、腰椎は1番3番が後方変位、頚椎は右後方変異、胸椎はやはり固くコワ張った繋がり方をしていました。
早速、骨盤調整法で骨盤の歪みを正し、S字状だった脊柱がまっすぐな並びになったところで、正座してもらい頚椎の調整をしました。
K.Aさんに肩を1,2度上下に動かしてもらうと「肩が軽い...。なんでこんなに軽くなるんですか?いつも肩が凝っていたんです。」と驚き顔です。
体は骨と筋肉でできていますから、骨が歪むと筋肉の一方は引き攣って、もう一方はタルむのでバランスが取れず歪んでしまいます。その歪みの元の骨盤を正してから、背骨や首の骨を調整すると、血行がよくなり、肩こりも疲れも癒されるのです。
「ただ、鼻水の症状を取るには、もう一つ急所があるんですよ。」と、肋骨の下を3分ほど指圧し、最後に鼻骨の上を軽く押し上げて仕上げました。
K.Aさんは「鼻がスウスウして、楽に息ができる。どうしてですか?」と、またしても世にも不思議の面持ちでした。
「それは、人が誰でも持つ、自然良能の力が正しく働くからですよ。」と私は答え、明るい笑顔で帰るK.Aさんを見送った後、院内のボートに下記のように書き込み掲示しました。
・・・お知らせ・・・
花粉による喉、鼻、目の諸症状は、
克服できます。
お困りの方はご相談ください。
佐々木骨盤調整院
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(診療時間 : 8:00~11:00 13:30~18:00)