痛みで上がらない腕が、たった一度の治療で嘘のように

～五十肩～

K.Kさん（男性　５６歳　電気工事会社勤務　埼玉県比企郡）

電気工事会社に勤めるK.Kさんは、ある日突然、左肩が痛み、腕が上がらなくなりました。その前日、仕事で天井の配線をするのに腕を上げると、その度に肩に痛みが走り、翌日とうとう腕が上がらなくなってしまったのでした。典型的な五十肩です。

仕事を休んで病院に行くしかないと仕度をしていると、息子さんが「これは、東松山の世田谷 佐々木骨盤調整院がピッタリだ。」と言ったのです。
実は息子さんというのが、埼玉県で３本の指に入る社会人テニスプレイヤーだったのですが、スポース選手にありがちな腰と肘を痛めた時に、私の治療を受けていたのです。「病院に行く前に、とにかく行ってみよう。」と連れてこられたK.Kさん本人は、半分苦笑いの様子でした。

K.Kさんにはもともと腰痛もあり、いろいろと伺うと、２０年前に交通事故でダンプに飛ばされ、手の平に裂傷を負ったことがあったそうです。この手に受けたダメージで、胸鎖関節がズレてしまいます。また、交通事故では、必ずといっていいほど、腰の仙腸関節もズレてしまうものです。
仙腸関節というのは、骨盤の中にある重要な関節で、これがズレると骨盤が傾き、そうすると上に乗っている脊椎（背骨）も不安定になってジワジワと身体に歪みが生じていくのです。外傷は完治しても、骨盤を歪んだままにしておくと何年かたった後、思わぬ痛みや症状が出ることが多いのです。
K.Kさんの場合も、１５年前にはバセドウ病で甲状腺手術、その後は蓄膿症で２年間通院したとのことでした。

そこで、K.Kさんの骨盤の狂いを正し、それから全骨格の矯正を行いました。特に肩と腕の急所である胸鎖関節の調整も念入りにしました。
「さあ、腕を上げてください」と声を掛けますと、「大丈夫かな」とおそるおそるそうっと手を上げたK.Kさんでしたが、「おやっ、痛くないよ」と、今度は２度３度、肩と腕の上げ下げを繰り返し、「動かしても、全然痛くないですよ。それに、今までもこんなには動かせなかったのに。息子に連れてこられて良かったです。これなら仕事が出来ますよ。今日は、休むつもりでしたが、これから会社に行きます。」と驚きと笑顔で答えました。終始ニコやかに見守っていた息子さんも、「それなら、駅まで送ってあげるよ」と立ち上がり、当院を後にしたのでした。

驚かれるでしょうが、骨盤調整法で矯正しますと、四十肩、五十肩の痛みは、大抵１回か２回で取れてしまいます。K.Kさんのように五十肩になりたてに限らず、半年前、１年前から肩の痛みのある方でも、同様です。
我慢せず、お早めに受療をされることをお勧めいたします。