ギックリ腰と一緒に、花粉症からも開放されて

～ギックリ腰・花粉症～

N.Kさん　（女性　63歳　主婦　埼玉県比企郡ときがわ町）

N.Kさんは、3年前のギックリ腰から用心していたのに、うっかり又重いものを持って、どうにも動けない痛さになり、2月の末にご主人に手を引かれて来院されました。
それから3回の通院で痛みもだいぶ下火になって、ふと、治療室に掲示してあるボードを読んだのでした。

・・・お知らせ・・・
花粉による喉、鼻、目の諸症状は、 克服できます。
お困りの方はご相談ください。
佐々木骨盤調整院

「驚きました。先生のところで花粉症までよくなるなんて。もっと早く、最初のギックリ腰の時に、花粉症で悩んでいることを話していたらよかった。」
そこで私は、骨盤調整法の基本になる治療を終えた後、花粉症の治療に取り掛かりました。
「呼吸の通り道の、鼻、喉、気管支が、本来持っている力が発揮できるよう、3分ほど指圧しますよ。これをすると血液の流れがよくなるんです。まあ、好きなカラオケの曲でもお腹の中で歌っていてください。」と、リラックスしてもらいながら、指圧しました。

終わると、「喉も鼻も、スウーッと良く通ります。でも、私の家の裏は杉山で、それこそ火事の煙のようにモウモウと花粉が飛ぶのですが、大丈夫でしょうか？」と心配の様子でした。
そこで私は、朝、昼、晩にする、口の中を指圧する方法と、お風呂に入ったときに、湯船のフチを利用してするマッサージ法をお教えしました。
２つの方法は、私がにわかに開発したものではなく、今から３０年ほど前に、骨盤調整法の創始者である五味雅吉先生が、「身体は骨盤から治せ」や「体の疲れを取る本」といった書籍の中で発表させたものです。
「口の指圧は、最初は苦しいですが、思い切りやってあげると鼻も喉も気管がよく掃除されて、そこへ新しい血液が流れていきます。終わったらうがいをして2分もすると、スーッと楽になりますよ。」と、励まして、見送りました。

それから3日後、来院したN.Kさんに、花粉症の具合を聞きますと、「いや、あまり気にならなくなりました。」と拍子抜けするほど、あっさりした返事が返ってきたのでした。