股関節の痛み

~股関節変形症 股関節脱臼 ~

股関節の病

骨盤調整法による股関節変形症、股関節脱臼の施術
(骨盤調整法による股関節の施術)

股関節脱臼、股関節変形症など股関節に関わる症状は、難症中の難症といえます。
私は、股関節を病んだ患者さんには、初診時にじっくりと時間をとって、よく話し合うようにしています。この病状の本質を理解していただき、前向きな気持ちで治療に取り組んでいただきたいからです。
股関節の病は、症状の重さもさることながら、治癒するまでにかかる期間も、他の症状と比較すると大変長いのです。それは、この症状が表に出るまでの潜伏期間の長さと比例するものです。

股関節脱臼

股関節脱臼は事故による後発性のものと、お母さんの胎内から生まれ出て来た時から股関節を狂わせている先天性股関節脱臼とがあります。
多くの場合、股関節が狂ったことに気づかないままか、気づいても、なんとか日常のことはできるのでそのままにしていたものが、成人する間際や、子供を出産する前後、さらに遅い人は40代になって症状が出るケースが多いようです。
それだけ長い年月をかけて悪くしたものを、短い期間で簡単に治せるものではありませんが、骨盤調整法の治療を根気よく続けていくと、時間は掛かりますが克服できます。

以下の体験談・症例報告は、実際に当院で治療をされた方のものです。
経過には、各々個人差がありますので、あくまでも参考にして下さい。
【股関節変形症 】 感動!骨盤調整治療を信じて、アルプスを踏破 (女性  50代)
【先天性股関節変形症 】生後5ヶ月からの治療で、見事に歩行開始  (女児 0歳)
【先天性股関節脱臼 】歩行もできない疼痛が去り、仕事に復帰できた(女性 49歳)
【首・肩・背中・股関節】半年前からの痛みが全て、即日速効で消えた (女性  62歳)

歩行もできない疼痛が去り、仕事に復帰できた  

~先天性股関節脱臼 ~

H.Kさん (女性 49歳 パート 埼玉県東松山市)

症例報告

H.Kさんは、幼児期より先天性股関節脱臼を患い、小学校6年生まで「もみ治療」を受け、体操は「見学」で通していました。それがよかったのか中学時代からは普通に過ごせるようになったのですが、結婚出産し、その後勤めに出て4年ほどしてから、下肢にダルさを感じ始めたのです。

そして、45歳を過ぎてから本格的に痛み出し、整形外科の鎮痛剤でなんとか耐えてきたのですが、ついに歩けなくなってしまいました。熊谷市のK病院に次女さんが看護士として勤務していた為、K病院の整形外科に40日間入院し、牽引療法、痛み止めの投与を受けました。しかし、快方に向かう気配はなく、医師から手術を勧められましたが、それは断り退院しました。
「外科を退院するとき、下肢装着用に金具で出来たギブスを作らされまして、その重さが2キロもあるんです。これからそれをずっと着けていなければいけないのかと思ったときは、涙がこぼれました。」と、H.Kさん。
結局、一度もそのギブスを使いませんでした。

そうこうするうち長女さんが出産し、その手伝いに通うようになると内股が痛くなり、背中も痛みだし、その痛みで夜はうつ伏せになって寝るほどで、さらに左肩も痛み出し、仕方なく病院で作ったギブスを着けると、右背面も痛み出し、もはや満身創痍の状態でした。
そんな時、新聞で「股関節脱臼は克服できる(五味雅吉著)」を知り、” 最後の希望を託して” 当院へ来院されたのでした

初診時、右下肢が左より4,5センチ短く、右靴に分厚い石膏で作った足底具を着けていました。ところが、初診治療後には、右が2.5センチも伸びたので、脚底具は即不要になり、帰りは外して帰れたのです。これには、ご本人も付添いのご主人もびっくりしていました。
私は、「百回続けていらっしゃい。日常生活なら楽にやれることを目標にしましょう。」と申しました。

その日以来、H.Kさんは、ご主人や、看護士をしている次女さんに付添われ、熱心に通い続けました。
一挙手一投足の痛みはぐんぐん解消していって、「バラコンバンドは命綱」と熱心に巻いたのでした。(愛犬ピロちゃんも、いつも同乗して当院へも来ていました。)

治療開始から2ヶ月、22回の受療後、K病院で検診を受けました。担当医の目の前で、杖を使わず歩行し、階段昇降も「ハイ!」と一つ返事で楽にこなすH.Kさんに、病院側はびっくりしていたそうです。看護士のお嬢さんは「一体、どんな治療を受けたのか」としきりに尋ねられ、骨盤調整法の施術を見たまま説明しましたが、医師は「不思議だなあ」と首をかしげるばかりだったそうです。 ”犬が巻けば主人も巻く” 共にバンドバンドの毎日で、股関節脱臼はぐんぐん回復...

そんな話を聞くと、現代医学の分野でも、骨盤がいかに身体機能に重要な働きをするかの認識を知ってもらうように、私たち骨盤調整法の治療師も、なお一層、努力と成果をあげなくてはと、意を強くしたのでした。
H.Kさんの症例は、月刊自然良能1985年12月号に「バンド大好き犬がいた」のタイトルで、愛犬ピロちゃんと共に掲載されました。


↑”犬が巻けば主人も巻く” 共にバンドバンドの毎日で、股関節脱臼はぐんぐん回復...

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