１０年来正座できない膝の痛みを克服

～ 膝関節痛 ～

T.Kさん（女性　７９歳　ダンス講師　埼玉県深谷市）

８０歳に間近いT.Kさんは、その年齢には見えないモダンな雰囲気の方で、ダンスの講師をされていると聞いて、納得したのでした。

当院へ通うきっかけになったのは、新聞の集金係の女性（I.Sさん）と立ち話をするうち親しくなり、膝痛の話をすると、「私も辛かったけど、東松山の骨盤調整院で楽になってきましたよ。よかったらご一緒にいかがですか」と誘われてきたのでした。

T.Kさんの膝の痛みは、１０年来正座したことがないほど古傷にしていたものでした。
I.Sさんに車で送り迎えをしてもらいながら同行通院されました。
実はI.Sさんの住まいは、T.Kさんと逆方向でしたが、ともすれば遠慮がちになるT.Kさんを励まして通院させてくれたのでした。
最後の６回は息子さんに送迎してもらったT.Kさんでしたが、それだけに「先生、痛くても我慢しますから、ギュウギュウやってください」と催促するほど真剣なのでした。

そして、２９回通ったその年の暮れ、
「どうにもならなかった膝が曲がるようになり、ダンスのステップも楽に踏めるようになりました。おかげさまで良いお正月が迎えられます。」
と喜びの言葉で、治療室を後にされました。

つい最近、T.Kさんにバラコンバンドの買いなおしを依頼されたI.Sさんが見え、その折にT.Kさんの消息を尋ねましたところ、「さすがにもうダンス講師は辞めていますが、ダンスパーティーにはドレスアップして参加して、盛んに踊っていますよ」と嬉しいニュースを聞かせてくれました。

T.Kさんは、治療が終わった後も、バラコンバンドの腰回しを熱心に実行し、膝にも１日中バンドを巻き、膝回しも続けているそうで、曰く、「飽きずにやった甲斐がありました」。
やはり治療には、ダンス同様、根気と努力が大切ですね。