乳児の治療

~先天性股関節脱臼  ミルクを吐く  片側だけ向いて寝る~

乳児の骨盤調整

骨盤調整法による赤ちゃんへの施術
(骨盤調整法による赤ちゃんの施術)

当院では、首の据わる生後3ヶ月より、赤ちゃんの骨盤調整を行っております。
出産は母体だけでなく、赤ちゃんにとっても大仕事で、中には出産時に無理な力が加わって、骨格のどこかに歪みを持って生まれてくる赤ちゃんがいます。

『先天性股関節変形症』といった不自由な病はもとより、病気ではないとは言え、『寝るときに頭が片方にしか向かない』、『頻繁にミルクを吐く』といった赤ちゃん特有の現象も、骨盤調整をすると症状がおさまります。

骨盤調整法は、痛い治療ではありません。
生まれたお子さんに、何か気になることがありましたが、早めに一度、受療されることをお勧めします。

以下の体験談・症例報告は、実際に当院で治療をされた方のものです。
経過には、各々個人差がありますので、あくまでも参考にして下さい。
【頚椎の歪み】ミルクを吐いてしまう赤ちゃんの治療   (男児 0歳11ヶ月)
【頚椎の歪み】頭を片方に向けたままの赤ちゃんの治療 (男児 0歳3ヶ月)
【先天性股関節変形症 】生後5ヶ月からの治療で、見事に歩行開始  (女児 0歳)


頭を片方に向けたままの赤ちゃんの治療

~頚椎の歪み~

M.Kちゃん (男児 0歳3ヶ月 乳児 埼玉県比企郡嵐山町)

症例報告

赤ちゃんが、生まれてからずっと、仰向けに寝かせてもすぐに右に向いてしまいます。タオルで頭を支えて左向きにしても、やはりすぐに右に戻ってしまいます。そのせいで頭の形も、右側はペタンと平らな板状になってしまいました。病院では、『このまま一生いくしかないでしょう』と言われたんですが、一生なんて、あまりに辛すぎます。」
産後、腰の治療を受けに来たM.Kちゃんのお母さんに、そうした相談を受け、赤ちゃんの首が据わる3ヶ月が過ぎるのを待って、治療をすることを約束しました。

平成19年7月7日、生後3ヵ月半のM.Kちゃんをお母さんがそっと抱いて治療にみえました。
話に聞いていた通り、M.Kちゃんの右側の頭部は三角定規を貼り付けたように平らな形になっていました。頭を左に向けてタオルで支えても、見守る間もなくすぐに、右向きに変えるのでした。

「これでは、ハンサムに育つどころでなくお子さんの一生にかかわりますから自由に動くようにしましょう。」と治療を開始しました。
身体各所、色艶もよく、骨盤の歪みもありませんでしたが、頚椎(首の骨)が歪み、引っ掛かっている為に、頭の自由が利かなくなっているようでした。

赤ちゃんの場合も、頚椎調整の操作は、一瞬で終わります。
治療後、お母さんに「これで大丈夫だと思いますが、これでも尚、今までどおりでしたら、すぐにお連れになってください。」と話し、お二人を見送りました。

1週間後、ご自身の腰の治療に見えたお母さんに伺うと、「あれ以来、左右両方に首が動くようになり、まったく異常がなくなりました。本当にありがとうございました。」とうれしそうに報告をしてくれました。

生後3ヶ月の乳幼児に骨盤調整とは...、と思う方もいらっしゃると思います。
人間の体は骨盤が土台で、その上に立っている脊柱(背骨)は、骨盤が狂うとS字に湾曲してバランスを取ろうとします。その脊柱の一番上で、重い頭を支えているのが頚椎(首の骨)です。その最上端の頚椎1番の狂いにより、頭の向きが偏ったままという現象が起こるのです。(体は骨盤から治せ・五味雅吉著より)
ですから、『頭を片方に向けたままの赤ちゃん』を治療するには、まず骨盤を正し、頚椎の1番を整えます。するとまるでウソのように、スーッと頭が右にも左にも自由に動けるようになります。
骨盤調整法は痛い治療ではありませんし、まして頚椎の調整は一瞬で終わります。
同じお悩みをお持ちの親御さんは、どうぞご相談にお越し下さい。

ご相談はお電話でお受けしております。TEL:03-6450-9441

日本指圧協会会員  世田谷 佐々木骨盤調整院
東京都世田谷区池尻3-29-4 野村ビル1F
(診療時間 : 8:00~11:00 13:30~18:00)

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